掃き溜めの鶴

どこにでもいるフツーの26歳のリアル

抒情

三島由紀夫氏の太陽と鉄を読んでいる。

小難しい言葉の羅列で読破するのに時間がかかっているのだけれど、言葉の意味を調べながら読み進めることは単純に語彙力がつくので勉強になる。

今回の随筆や他の小説を読んでいて思うのは、三島氏の表現の幅は圧倒的だということ。

私が表現したくてもできない、表現の仕方が分からないものに対しても言語化することができるということに羨望する。

ふと鼻先を擽るような形のない香りのような繊細な感情を私も表現してみたい。

鋭い嗅覚と合わせて哲学的・理性的な面も持ち合わせてはじめて表現できるってあまりに高い壁だなぁ、、